前回「顧客ターゲットを間違えると商売は絶対成功しない。」と書いたけど、ずっと続いている店(ブランド、ショップなど)はあるのかと感じる。どこかで役目を終えて、次の担い手がやってくるということなのだろうか?

GMSは終わったが、SM(スーパーマーケット)は形を変えながら続いている。食品、ファッション、住まいといった大きなカテゴリーは残るが、細かな店はMDを変えて残っていく。

安定的に出店し続けている店は、どこだろう。思いつく限りでは、衣料品では「ユニクロ」「GU」「グローバルワーク」雑貨系では「無印良品」「ABCマート」住関連で「ニトリ」、少し元気がないが「ライトオン」やスーツ系ショップ、路面志向の「西松屋」「アカチャンホンポ」「「シマムラ」等。比較的幅広い客層で「良品質値頃」を追及している店が多い。

逆に、浮き沈みが激しいのが、「トレンド系」「客層が狭い」店舗だと感じる。そういう店は、「顧客の囲い込み」をして売っている店が多く、年月を経ると逆効果になっているように感じる。昔「おしゃれな20代」をイメージしてスタートし「顧客管理」をやって売ってきた店は、お客様と一緒に年を取っていくか、ショップがなくなっている。

前回書いたが、昔販売代行をしていた「ナチュラルビューティベーシッ」は客層が変化しているし、同様に販売代行をしていた「&バイピンキー&ダイアン」はもうブランドがない。郊外SCに大きな売場で登場した「コムサイズム」もずいぶん見なくなった。当然一世を風靡した「DCブランド」や「ギャル系ブランド」もたくさん消えていった。嗜好が強ければ強いほど、時代とともに消えていくし、客層もどんどん年齢を重ねていく。さらに一昔前のお客様囲い込みの「顧客管理」は衰退に拍車をかけた。

その他、ジーンズ系やスーツ系のショップはサイズの細かさで在庫回転率が悪くなり、経営悪化につながって、淘汰されてきている。

トレンドを作る若い世代が減ってきて、さらに景気悪化の中、生き残るのは「ノンエイジ」の「高感度良品質値頃」という非常に高いハードルに挑戦し続けなければならない。

またいろんな店を見て、思うことをまとめていきたい。

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