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ユニクロはしばらく小売業を引っ張る。

なんとなく「ホリエモンのyoutube」を見ていたら、「ユニクロ、GUは値段のたたきあいだから厳しい」と評していた。「モンクレール」や「グッチ」のブランディングを目の当たりにしての意見のようだった。

話の中でも、「お客様は完全に2極化されてきている」と冒頭に述べているが、そもそも戦うチャネルが違うので、まったく話にはならないと思う。

私自身ブランド好きだし、別のチャネルのことは否定しないが、現状の2極化の「他の1極」においては確固たる位置づけにあることは間違いないと思う。

細かく言うといくらでもあるが、

商品的には値段を考えると品質面が非常に優れているということは明白だ。「H&M」「フォ-レバ-24」などとの大きな違いは、4シーズンを考えて作っているということが大きいと思うし、そこで行き着いたのが「トレンド」より「クオリティ」だと感じる。当然「ユニクロ」がベーシックで「GU」がトレンドという位置づけかもしれない。

それ以上に感じるのは、企業の考え方が明白であるということ。

前にも書いたが、企業が大きくなると「かっこいいもの」にあこがれ、いろんなことに手を広げていこうとする。現状はそれを全く感じられない。「ユニクロ」をどう作り上げていくか、どう展開していくかに注力しているように見える。

ファーストリテイリングには、他に「プラステ」や「セオリー」などのブランドもある。そのブランドの展開も足元を見て自然に広げているように思える。私自身、SCを見るとき「プラステ」があるかどうかを、ある意味の基準にしている。決して晩期以外はセールをしないし、自ブランドの売り方に合わない店は毅然と退店している。出店はSCに偏ってはいないし、ターミナルでの店舗も多い。

つまり、企業の考え方が「ぶれていない」ということ感じる。

「他の1極」のキャパはまだまだ大きい。当然ワールドワイドに考えているはず。企業の考え方がぶれなければ、優位性はしばらく崩れないと思う。

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現状のショッピングモールのテナントリーシングについて

この3年間のコロナ不況で、小売業は大きなダメージを受けた。出店投資を大幅に削減し、内向きの戦略をとらざるを得なかった。

その状況下、退店要請、賃料削減要請がありモール自体も苦境に転じている。

1.もともと高い賃料で出店していた小型区画(20~50坪)の退店が多かった。小型区画の代替えテナントの賃料相場が下がり、賃料収入がダウンしていっている。

2.モールは集客力があり、出店希望もある大型カテゴリー物件の出店を進めている。これは空床区画がカバーできる代わりに、賃料が下がり、なおかつデベロッパー負担の工事費用が大きくなる。一般的に区画が大きくなればなるほど、坪賃料は下がり、大型区画になると、歩率のみや、安い固定賃料になるケースが多い。

3.賃料収入を意識すると、高い利益率のカテゴリーの出店が増える。携帯ショップが乱立しているモールも多い。

4.一般的にアンカーテナント(大型テナント)も含めてカテゴリーでまとめてリーシングするが、カテゴリーと異なるテナントもリーシングしなければならない状況になっている。(例えばファッションの中に他業種が入るなど。)

大型カテゴリーが増えれば、店舗数が減るのでバラエティ感がなくなるし、携帯ショップが多くなると、雑多感があり、押し売り感も強くなる。つまりテナントに対する魅力がなくなってきているのが現状だと思う。

4月にオープンした、「イオンモール豊川」、「ららぽーと門真」も現状見てはないが、上記した傾向が見てとれる。「豊川」の3階の東側はカテゴリーが混在しており、携帯ショップも多い。「門真」は旧「鶴見アウトレット」をうまくはめ込めて良くはなったが、3階のリーシングに苦労の跡が見える。(賃料の問題で、ららぽーとが本来取り組まないだろうテナントが数件入店している。ただ「バーニーズ」のアウトレットがほぼ都心に出ているのは驚く。)

もう建築コストを考えても、3層のモールを作る必要はないと思うし、既存のモールについては、おそらく近い将来大きな問題が発生すると思う。

■今日のBGM

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